最終更新日:2026年3月11日
親知らずの相談に行ったら「ここでは抜けないので大学病院を紹介します」と言われ、驚いたり不安になったりした経験はありませんか?実は、歯科医院によって対応できる抜歯の難易度には大きな差があります。
本記事では、なぜ大学病院への紹介が必要になるのか、一般歯科との設備や技術の違い、そして大学病院へ行くメリットとデメリットについて専門医が詳しく解説します。
目次
「大学病院を紹介される」主な3つの理由
一般の歯科医院が大学病院へ紹介を出すのは、主に「リスク回避」と「設備の不足」が理由です。
- 神経や血管に近い: 親知らずの根が下顎の太い神経に接しており、万が一の損傷時に高度な処置が必要になる場合。
- 完全に埋まっている(完全埋伏): 歯が骨の深い場所に埋まっており、周囲の骨を大幅に削るなど大掛かりな手術が必要な場合。
- 全身疾患の持病がある: 重度の糖尿病や高血圧、血液をサラサラにする薬を飲んでいるなど、全身管理下での手術が望ましい場合。
大学病院の「歯科口腔外科」が得意とすること
大学病院の歯科口腔外科は、お口の中の外科手術に特化した専門部署です。一般的な虫歯治療とは異なり、以下のような体制が整っています。
- 高度な外科手技: 横向きの埋伏歯や、神経に癒着した難症例を日常的に執刀している専門医・認定医が揃っています。
- 全身管理の徹底: 心電図や血圧モニターを使用し、心臓疾患や高血圧などの持病がある方でも安全に手術が行える環境です。
- 偶発症への即応: 万が一の大量出血や神経損傷、また麻酔によるアレルギー反応などが起きた際、救急科や他科と即座に連携できるバックアップ体制があります。
- 特殊な麻酔の選択: 恐怖心が強い方に対し、眠ったような状態で手術を受けられる「静脈内鎮静法」などの選択肢が豊富です。
救急救命の設備や他科との連携体制があるため、心臓病などの持病がある方の抜歯も安全に行うことができます。
大学病院で親知らずを抜く「メリット」
大学病院での抜歯は、地域の歯科医院では対応が難しい「特殊なケース」を支えるセーフティネットとしての役割を持っています。
- 医科との多角的な連携: 重度の持病がある場合、歯科医師だけでなく内科や麻酔科など、他科の医師とリアルタイムで情報を共有しながら手術を進めることができます。
- 入院・全身管理下での処置: 非常に強い不安がある方や、4本同時の抜歯を希望される場合、入院して全身麻酔下で眠っている間にすべてを終えるといった、大規模施設ならではの選択が可能です。
- 特殊な検査・研究に基づく診断: 希少な症例に対しても、大学病院が保有する膨大な臨床データと最新の解析機器を用いた精密な診断が受けられます。
知っておきたい大学病院の「デメリット」と注意点
メリットがある一方で、患者様にとって負担となる側面もいくつか存在します。
- 待ち時間と予約の取りにくさ: 初診から抜歯当日までに数ヶ月待ちとなることも珍しくありません。
- 平日の日中しか開いていない: 土日祝日の対応が難しく、仕事や学校を休んで通院する必要があります。
- 紹介状がないと初診料が高い: 紹介状なしで受診すると、通常の医療費とは別に数千円の選定療養費がかかる場合があります。
大学病院に行かずに済むケースもある?
実は、他院で「大学病院行き」と言われた症例でも、すべての患者様が必ずしも大学病院へ行く必要はありません。
「口腔外科認定医」が在籍し、かつ「歯科用CT」を備えているクリニックであれば、大学病院と同等レベルの難抜歯に対応できるからです。近隣の信頼できる専門医がいるクリニックを選ぶことで、待ち時間を短縮し、土日などの通いやすい時間帯に安全な処置を受けることが可能になります。
千勝会が「大学病院レベル」の抜歯を提供できる理由
自由が丘・尾山台・本八幡に展開する医療法人社団 千勝会では、大学病院へ行かずとも安心・安全に抜歯ができる体制を整えています。
日本口腔外科学会「認定医」が直接執刀
当法人には大学病院の口腔外科で研鑽を積んだ認定医が多数在籍しています。他院で「難しい」と断られた横向きの親知らずや、神経に近い症例も、これまでの豊富な実績をもとに安全に抜歯します。
最新CT完備でリスクを徹底排除
最新の歯科用CTを各医院に完備。神経との距離を立体的に把握し、シミュレーションを行うことで、大学病院と同等の精密な診断を行います。
900件超の口コミ(平均4.7)に裏打ちされた信頼
「大学病院を紹介されたけれど、ここで抜いてもらえて助かった」というお声を、自由が丘・尾山台・本八幡の各医院でいただいております。もちろん、全身疾患の状態を見て大学病院がベストと判断した場合は、適切な医療機関を責任を持ってご紹介します。
まとめ:まずは「認定医」のいるクリニックで相談を
大学病院は素晴らしい医療機関ですが、通院の利便性や待ち時間の長さを考えると、二の足を踏んでしまう方も多いはずです。まずは「認定医」が在籍し、専門的な設備が整った当法人のようなクリニックでセカンドオピニオンを受けてみることをお勧めします。あなたのライフスタイルに合わせた、最適な抜歯プランをご提案いたします。

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